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内容証明屋.netの行政書士が、日々の思いについてつぶやいています。
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同業者が書いている新書なので覗いてみた。


言っていることはわかる。

ここで取り上げている実例は、比較的交際期間が短く、
あまり相手を知らないで結婚したため、「こんなはずじゃなかった」
ということになり、慰謝料や養育費をしはらったり、
相手の借金の返済に追われたりして、
安易な結婚がきっかけでその先の一生貧乏しますよ、
といったものを集めている、、、感じ。

ワタクシも年に何件か離婚協議書を作成するし、
行政書士という職務上、両者に争いがある案件は取り扱えないので、
比較的婚姻期間が短いケースが多い。
婚姻後形成された財産も少ないのでね。

たしかに結婚生活が短期間で破綻したため、
それから先の将来の長きにわたって背負っていかなければならない金銭的負担という問題は、
結婚したときには想像もしていなかった負担だろう。

筆者は、だから短期間の交際で、結婚だけが目的の交際で、
安易に結婚するものではない、と最後に警鐘を鳴らしているのだが、
ん、まだ30歳前かなぁ、独身かなぁ、、、、(ー_ー)vチッチッチ

同業者として、ワタクシなんぞより多くの事例を扱っており、
なんでもちょっとづつかじっているワタクシなんぞより
その道のエキスパートであるからこそ出版のお話もあったのであり、
その業績を否定するものではないが、
交際期間が長ければ相手を見誤らないというものではない。

それでは一回の見合いでほとんど結婚することが当たり前の
昔の見合い結婚はどうか。その当時見合いで結婚された方の離婚率は高いか。

ワタクシは、結婚についての意識の問題、
何度か記事にもしているが、「家」というシステムの崩壊の問題が
この安易な結婚→離婚という現象を生んでいるんだと思う。

すべて「個人」が最優先される現代社会のひずみが
この離婚による貧困を生み出しているのではなかろうか。

ま、結局は相手ではなく自分自身ということですな。

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ここも暑いですが、気温38℃とか39℃というのはどのような体感なのでしょうか。。。




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題名だけで買いました。

 吉田たかよしさんというと、サンディージャポンのコメンテータで、
あの学歴と経歴なのに、顔もキャラも濃いという異色の方で、
最初は作者には全く注目していなかったのですが、
読んでいるうちにあの顔がちらついて、、、、。

つかみは、人類の本質的な機能から始まっています。

ダイエットが続かない、とか、勉強が集中できない、
というのは、人間の遺伝子のなせる業だそうです。

人類が地球上に誕生したのはわかっているだけで700万年前。
文明が発達し、農耕を始めたのが1万2千年前。
700万年かけて作り上げてきた遺伝子が、
たかだか1万2千年で文明にマッチするように変遷するわけが無い。

ダイエットが続かないのは、食事を少なくすれば脳が防御するし、
勉強を続けて脳がエネルギーを消費し続ければ、
生命の危機に対応して勉強を続けることを制御する、
というようにできているんだそうです。ちょっと納得。

人はこの文明社会に適用するよう、
本来組み込まれているプログラムに逆らう生活を余儀なくされているので、
さまざまな矛盾や不合理が生じる。
だからその矛盾を認識した上で、不合理な判断をやめ合理的な判断に切り替えることで
ストレスを軽くする方法を知ったほうがいいんじゃないか、と。

最終的には、心に規範を作ることで合理的に対応することができる、
ということになるのですが、
人間はおくが深い、と感心いたしました。

宇宙の神秘も海底の神秘もまだまだなぞだらけですが、
「人」という存在もなぞの深い生物であります。

ちなみに、優しかった彼女が何かのきっかけで鬼嫁に変身する、
というお話ではありませんので、念のため。

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読んだ本は、すぐにアップしないと内容がいい加減になります。
上記もその傾向が、、、。

久しぶりに読んだ本など。
(しかし、すごいブログタイトル、、、。本のタイトルではありません。)

まず↓

 警察官になるなら、警察本部の勤務に就くことを目指し、
北海道から上京し、捜査一課でウン十年、凶悪犯を相手に実際の捜査の顛末などをまじえ、
後輩となる刑事に対して、仕事のイロハを語っている本です。

別に「一流の刑事」になるつもりはありませんが、
立ち読みしたとき、記憶にある事件などが具体的に紹介されいたので、
つい興味を持ったしだいです。

で、次↓

 話題の本なので、ご存知の方も多いと思うのですが、
山口組直参後藤組組長が、引退後得度し、
極道時代について赤裸々にインタビューに応じている本です。

極道が得度って、わけがわかりませんが、
それでいい人になったつもりになったわけでもないようです。

戦後の日本のダーティーな部分というか、
山口組などがどのように世間と関わってきたかというようなことが、
語り口調でつづられています。

政治家も経済会の大物も実名が出ていて、
関連する事件や出来事などについては注釈されているので、
極道側から見た当時の世の中の動きなど、興味深いものがあります。

なぜ、刑事と極道なのか。

これ続けて読んでなんとなく結びついたのですが(もともと似たようなものか)、
刑事には刑事の筋、極道には極道の筋というものを大事にする背景というか
性根のようなものがあって、
これが戦後日本の組織を支えてきたのか、という共通点があります。

かの岡田監督も、「日本は陸上でもスタープレーヤーはいないが、
リレーであればメダルが取れる国だ」と今大会前におっしゃっていましたが、
日本の原動力というのはやはり組織力でもあったのだなぁ、と。

で、この2冊のさらに共通するところは、
やくざと警察を一緒にしちゃいかんのだろうけど、いい組織、機能する組織というものは、
根底に流れるものがぶれてはいけないのだ、ということ、
つまり上に立つもの、下に仕えるものの、立場ややることは違っても、
性根の部分で共有する大儀が無ければ、組織の発展もありえないのだ、
ということです。

今の時代、そういった「性根」とか「大儀」というものが脆弱になっているような気がする。

原点、って、日本の原点がどこかそれは又難しい問題ですが、
もう少しふり返って、無くしたものを見出すべきときなのかもしれません。

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駒野、、、気の毒、、、。


新年度だというのに、最初からたるんでいてすみません。
久しぶりの投稿です。

ネタもあまり無いので、お決まりの読んだ本。
これ、昨年度新書NO1で、鳩山総理が昨年秋書店に出没したとき、
まとめ買いした中の一冊でもある。


当ブログをご覧いただいている方はわかると思うが、
日本人論とか、日本とは、などのテーマは大好きで、
すぐに飛びつくのであるが、
これはあまりに人気だったので、しばらく静観していたのだ、
何の意味も無いが。

で、要は、日本人のものの考え方とか、
外国との対応の仕方とか、文化の伝承の歴史とか、
おおざっぱにくくると、中国の思想の根本である「中華」と
真逆にあるものである、ということです。

中華思想は、中国が世界の中心であり世界のルールである、
ということですが、日本はその中国の文化圏の中の
ごくごく辺境に位置していたことから、
自らルールを世界に発信する必要性も無く、
また世界のルールであるといわれても、海に囲まれている片田舎なものだから、
多少自分に都合いいように変更を加えても、
誰にも文句は言われなかった、という経緯がある、というわけです。

日本はが他国の文化を受け入れることを得意としたのは、
その文化をそのまま受け入れる必要が無かったからであり、
自国を発信することを苦手としたのは、
国境に囲まれず、自国内で何とかなってきた経緯があった、
ということなんですね。

ですので、西洋の文化がそうであるように、
AだからBが生じ、結果Cになった、
という理論付けがあまり得意ではない、という説も納得でき、
かつて、日本で調停制度が採用された頃の調停カルタなども引用されていましたが、
「権利義務などと四角にものいわず」といった、
長屋文化的な風土が発展してきたのだ、というわけです。

それを認識すると、現在の社会問題の多くは、
それらの辺境性がゆらいでいたり、失われたりしていることが
ひとつの原因なっているかもしれない、などと考えたことでした。

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読了してから多少日数がたっているので、
記憶的にかなりあいまいです。


読んだ本。
また新書ですが、なにか。



著者は公認会計士さんです。

だから「相続税」だろうと思われるがそうではない。

いくつかの具体的な事例をわかりやすく説明して、
相続税が発生しなくても、相続は「争続」になる可能性がありますよ、
ということなのだ。

相続するものが多かろうが少なかろうが、
普段家族で仲良くしていても、こと金銭を含む利害関係が発生すると、
身内だからこそ争いに収拾が付かなくなるのだ。

遺産を相続するということは、
自分が汗水たらして働く以外のところで発生する財産なわけで、
極端な話、宝くじが当たったようなものなのだ。
だから分けるパイが少なければ、少ないパイをめぐって争いも熾烈になるのだ。

人間なくなる前にそれらの争いを防ぐ準備が出来ればいいのだろうが、
自分で完璧に準備したと思っていても、
受け取るほうの人間に不服があれば、その準備だって水の泡ということもある。
もちろんしないよりしたほうがいいに決まっているのだが。

一番いいのは、以前にも読んだ本で投稿したことがある
生前三点セット。↓



遺言書、財産管理の委任契約(遺言執行者など)、任意後見契約です。

ワタクシはこれらの書類作成をお請けたまわりする立場にあるわけですが、
これが意外に面倒なのだ。
自分でサクサク出来るものでもないので、
三点セットとなるとさまざまな準備も時間もいる。

まだ三点セットでやったことは無いんですけど、
ご相談があればお勧めするべきなんだろうな。。。。(´o`)~3 ハァー

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今日は寒いです。春は一歩すすんで三歩下がっているようです。
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