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内容証明屋.netの行政書士が、日々の思いについてつぶやいています。
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2007年問題が叫ばれて久しい。実際にもうすぐそこに来ているのである。これから大量に退職に直面していく人は約800万人といわれている。老後の生活も、社会環境も、何もかも新しい局面に進んでいかざるを得ないし、最近話題になっている海外へのロングステイをはじめ、直面している人も、残されていたわれわれも、さまざまなノウハウ本に頼るようになるかもしれない。

で、早速この1冊。

2007年からの年金分割制度の導入に向けて、すでにさまざまな解説書、指南書が出ているし、わたくしも、さまざま購入している。今は理論だけであり、実際にこれが行われるようになったときに、ケースバイケースで、対応方法が異なってくることが予想され、また新たに購入する本が増えるのであろう。

これはタイトルどおりではく、離婚に関するさまざまな実務的処理や、実例を基にした事例の紹介、弁護士に依頼する場合の注意点などが紹介されており、別にこれを読んだからといって、妻に捨てられなくなる、もしくは妻に捨てられても何とかなる、というわけではないようだ。ただ、最近の離婚については、圧倒的に妻から言い出されるケースが多いため、このようなショッキングな表題にしたのでしょう、と想像する。

これを読んだのは、桐野夏生のあの話題作「魂萌え」を読んだあとであり、あれは、まじめ一徹で家ではあまり会話もない熟年夫婦が、夫の突然の死によって、専業主婦であった59歳の女性が、夫の愛人の存在、子供たちとの相続争い、友人関係などなどの荒波を直撃し、新たに自立していくという内容で、これからの老後というのは、「隠居」とまったく別物だな、と、なんとなく生々しいものを感じたものであった。

実際、離婚となるとお金のことが最も優先されることになるわけで、相続と同じように生々しいものなのである。

「魂萌え」のなかで、夫の愛人が妻と対抗したときに「知らないことは罪ですよ」といったが、意味は違うが、知らないことは損であり、やはり罪なのだと思う。死別も離別もご心配な方は、是非ッ。

 

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