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内容証明屋.netの行政書士が、日々の思いについてつぶやいています。
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最近あちこちのメディアでお見かけする、
元経産省官僚のかの有名な古賀さんのご本です。
遅ればせながら一読いたしました。



感想。
戦後、急成長を遂げた日本は、300年近く鎖国を続けていた日本とよく似ていたのだと。

既得権益というものにしがみついていれば、
この先もずっと安泰であると思いこんでいた。
それが世界経済の不安定要素の表面化もさることながら、
未曽有の震災等を経ることにより、
見て見ぬふりをしていた「既得権益」というものの正体が表面化してきた。

東北大震災は、黒船のようなものだったのかもしれない。

もちろん震災が無くても古賀さんは早晩更迭されただろうし、
日本の中枢における問題は表面化しただろう。
ただ震災がそれに拍車をかけた、ということなのだろう。

古賀さんの主張する「日本がすべきこと、行くべき方向」というのは、
公務員改革もそうだが、経済政策についてはよりグローバルであり、
小泉改革の時のような、できる人が先に行ける世の中、
ということなのではないかと思った。

で、それは明治維新にも似ているような気がする。
セイフティーネットは作るけれども、上昇するやつを上昇させよう、と。
それは士農工商に安住していた日本を解放した維新の改革のようなものだ。
江戸時代は280年鎖国していることができたけれど、
情報化の急速な発達で、太平の世は60年しかもたなかった、といことだ。

本日ニュースになっている、非嫡出子の相続分などについてもそうだが、
明治時代や終戦直後に制定された法律で平穏を守ってきた時代は、
もうすでに過去のものになりつつあるよ、と。
それがわかっていないのが日本のトップである政治家と官僚だ、と。

古賀さんの主張は正論だと思うが、
これをいっぺんにやったら、維新の時のように、
痛い人はより痛む時期を必ず経なければならないのだろう。

10年後の日本は、この本の主張がどう取られる世の中になるのか、
そんなことにも興味があります。
(内容、覚えてないだろうけど^^;)

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